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- 会食 ―心と身体の健やかな成長を支え、生きる力を育む―
本校では給食のことを「会食」と呼んでいます。その歴史は古く、本校創立の年より続いています。当初は調理実習やマナー習得を兼ね、実地教育の一貫として生徒がサンドイッチなどを作るというものでした。現在は小学校校舎の厨房で調理を行い、温かいものは温かいうちに、冷たいものは冷たいうちにと、心をこめて手作りした食事を皆でいただきます。
毎月の献立表には、材料の産地を明記し、食材の仕入れにも十分に配慮しながら、安心・安全な食事の提供を行っています。さらにアレルギー疾患のある生徒には、事前に管理栄養士や会食担当者、養護教諭との面談を行い、アレルギー区分表に基づき、個々に適切な対応をしています。
成長著しい時期に必要な栄養のバランス、エネルギー(カロリー)の充足はもちろんのこと、行事食や彩りなどにも配慮したメニューを作成しています。食を通して、日本の食文化の継承を図るとともに、食につながる様々な人たちや自然が育む命の恵みへの感謝の心を育成します。また、校章入りのカトラリーもあり、その時のメニューに応じて正しいマナーが身につけられるよう指導しています。平成26年度からは高等学校での「会食」もスタートしました。幼稚園から高等学校までの15年間を通して「食育」の充実を図り、健康な身体づくりを目指しています。
