会食(給食)

「会食」で心と体を育てる

川村小学校では、「食事に文化を」のキャッチフレーズのもと、
給食のことを「会食」と呼び、食事を通して、健康面はもとより、食事マナーの習得、
情緒の安定をもはかった食育に取り組んでいます。

1年生から6年生までの大切な成長期の子どもに、栄養バランスのとれた会食を作るため、材料選びから慎重に行い、手作りの食事を心がけています。

手作り(自校給食)

昭和50年9月から、小学校校舎地下の厨房で自校調理をして子ども達に会食を提供しています。食材については新鮮で安全なものを厳選し、素材の味を十分に引き立て、食品の持ち味を生かすために薄味にしています。行事食や彩りなどにも配慮したメニューを作成し、温かいものは温かいうちに、冷たいものは冷たいうちに、心を込めて手作りされた食事を皆でいただきます。

安全(産地の特定・アレルギー対応)

ホームページに掲載している、「使用食材リスト」で材料の産地を常時確認できるようにしています。食材の仕入れにも十分に配慮しながら、安心・安全な食事の提供を行っています。さらにアレルギー疾患のある児童には、事前に管理栄養士や会食担当者、養護教諭との面談を行い、アレルギー区分表に基づき、個々に適切な対応をしています。蓼科学習など宿泊を伴う行事での食事を含め、保護者との面談を通し、子ども達が安心して学校生活を送れるよう日々努めています。

おいしい会食(食育・マナー)

食育は、人間が生きるうえで一生涯大切な知識であり、特に女性にとっては食事の作法を身につけ、自分だけでなく、ともに生活する人の健康と幸せを守るという点からも重要な教育です。料理や栄養においての知識習得と成長期の体作りを視野に会食を実施しています。食事のマナーを身につけ、行事食に触れ、旬の食材をおいしくいただくことは、川村学園の建学の精神である「感謝の心」にもつながる一貫教育の具現化の一つとも言え、大切に取り組んでいます。